日本神経筋疾患摂食・嚥下・栄養研究会

嚥下障害食の調理(CD)のご紹介(2008/12)

障害の程度に応じた嚥下障害食を提供することは,安全な経口摂取のために非常に重要ですが,現実的には適切な嚥下障害食がどういった形態であるか十分に理解されていない場合が多く,また言葉で説明してもなかなか理解できるものでもありません.そこで,厚生労働省精神・神経疾患研究委託費「政策医療セットワークを基盤にした神経疾患の総合的研究」班(湯浅班)では嚥下障害食の形態を視覚的にとらえることができるビデオCDを平成 17年度の研究で作製し班員施設に配布しました. 国立病院機構刀根山病院栄養管理室と国立病院機構高松医療センター栄養管理室の共同制作です。

 

このビデオCDは基本編とレシピ編の2部構成となっており,基本編では主に食材・器具の選択,基本的な加工方法,主食の加工方法を紹介し,レシピ編では,具体的な料理の調理方法を基準となる形態ごとに解説し,あんの作り方や市販品の紹介も行っています.

今回,このビデオCDをさらに多くの方に利用していただきたいと思い,ご紹介させていただきます.

注文希望の方は下記のアドレスにご連絡をいただければ,申し込み方法をお知らせいたします.尚,ご負担はCD料金および送料のみです.

国立病院機構高松医療センター栄養管理室 thashi@takamatu.hosp.go.jp