日本神経筋疾患摂食・嚥下・栄養研究会

日本神経摂食嚥下・栄養学会(JSDNNM) 代表理事ご挨拶

JSDNNM代表理事 野﨑 園子

 

このたび、15年間代表世話人として本会を牽引くださった湯浅龍彦先生より、代表を引き継がせていただくことになりました。今後、副代表の下畑享良先生とともに、本会の発展に尽力いたす所存でございます。
本会は、厚生労働省精神・神経疾患研究委託費「神経疾患の予防・診断・治療に関する研究班」、平成15年度からは「政策医療ネットワークを基盤にした神経変性疾患の総合的研究班」(ともに湯浅班)の班員による「摂食・嚥下障害勉強会」が原点であり、その後、厚生労働省 筋ジストロフィー研究班(川井班)の支援を得て、日本神経筋疾患摂食・嚥下・栄養研究会としてスタートしました。
2005年8月20日の第1回学術集会 長崎大会(大会長 福永秀敏先生)より今日まで15回の学術集会を積み重ねました。
当会は 2019年10月19日の岐阜大会において、「日本神経摂食嚥下・栄養学会(The Japan Society for Deglution and Nutrition in NeuroMuscular Disorders:JSDNNM)」と改称することが会員総会で承認され、学会として新たなスタートを切ることになりました。
日本神経学会は、臨床における標榜科を「脳神経内科」とすることを打ち出し、実臨床では「ファーストタッチから終末期までの医療を担う」(日本神経学会神経内科専門医課題検討委員会)診療科を目指しています。
本学会は 脳卒中・神経難病・筋疾患など、脳神経内科が関わるすべての疾患の摂食嚥下・栄養障害について、脳神経内科・耳鼻咽喉科・歯科・リハビリテーション科・消化器科・呼吸器科などの専門領域の医師と、管理栄養士・言語聴覚士・看護師・歯科衛生士・臨床心理士などの医療職、さらには倫理の専門家などの方々との連携を深めていく学術集団を目指します。
脳神経内科領域では、ファーストタッチから終末期までの医療において、摂食嚥下・栄養障害についての対応が求められます。本学会では、基礎・臨床研究を推進する学術集団をめざすとともに、この医療に関わる関係者が、平素の経験を分かち合い、解決の糸口を見いだせる学会にしていきたいと思います。
多くの皆様の当学会へのご参加をお待ち申し上げております。

2019年11月